三宅健主演舞台『二十日鼠と人間』☆初日公演(10/3)・後編

感情の波を受けとめながら観る。。。

こんばんは。
続きが遅くなりました。

初日から数日後に、もう一度観劇の機会がありました。

その日は、双眼鏡の申請は、デジカメで双眼鏡を写真撮影されるのではなく、係員の目視のみになっていました。申請をやるのは結構なんだけど、写真撮影はちょっと…と思っていたので、変更されて良かったです。

三宅座長は初日には完璧に仕上げてくるので、特に変わりはなし。
でも、毎作品思うのは、観に行く度に少しずつ語調が違うかなと。

同じなんだけど、何か違う、そういう感覚がとても好きです。

カーテンコールは、普段は3回のよう。初日はやっぱり、予定よりちょっと多かったのね。後日観に行った日の最後のカーテンコールはジョージとレニーの二人だけで、最後に大柄なレニーにお姫様抱っこされて、ハケていきました。どの舞台でもカーテンコールでは絶対に手を振らない三宅座長が、あの時は抱っこされながら手を振ってくれた。照れ隠しかしら(笑)

パンフレット(\2,200)は、とても丁寧な作り。キャストのインタビューも奥深く、作品や作者の解説も詳しい。ぜひ、お買い上げ下さいませ。但し、内容にネタバレが含まれるので、読むのは観劇後にどうぞ。

舞台作品は、めでたしめでたし、もいいけれど、余韻が残る方が好き。
鈴木裕美さんは、前作同様にそういう演出をされることが多いらしい。

私にとって、三宅さんが演じるキャラクターとして、揺るぎない最高地位に君臨するセフトン。鈴木さんが演出したその作品『第17捕虜収容所』も、そういう余韻を残す作品だった。TVドラマや映画とかでは、数年後とか、必ず後はどうなったかの結末を最後に付けてしまいがちだが、舞台は遠慮なく、スパン!と結末を迎えられるところがいい。後は、ご想像にお任せします、がまた観る人の楽しみにもなる。

個人的には、原作は読まない派なので、内容を知らずに観劇しましたが、素晴らしい作品でした。演じるキャストはしんどいかも知れないけれど、いい作品です。作家自身で書かれた戯曲だそうですが、台詞も分かりやすいし、物語の進行も分かりやすいので、全然難しくないです。ただ、この作品から、自分なりに何を読み取るかで、如何様にもなる作品。大切なテーマが、いくつも散りばめられているような気がします。外国の昔の話なので、日本人には物語の背景としては想像の世界ですが、いつどこの話であっても、心の琴線に響いてくるものです。

ステージはオープンセット。何度か場面転換はするけれど、生演奏のBGMが流れる中、完全な暗転ではなく、僅かな明るさを残しながら、舞台の変化を魅せるところが、雰囲気があって良い感じ。

ジョージもセフトンは越えられないけれど、鈴木さんは毎回、普段あまり見られない男臭い三宅さんを見せてくれるので、感謝感謝です。まだ、数回観劇の機会があるので、楽しみに通います!

座長の真摯なお仕事ぶりは、いつだって素晴らしい。

他人事も自分事も同じ、揺るぎない愛はいつもここに。。。