『滝沢歌舞伎 2017』☆総括(1)~オープニング~

巻き起こす風さえも愛おしく。。。

桜の季節に初日を迎えた『滝沢歌舞伎 2017』。

滝沢座長のオファーを受けて、客演2年目の三宅健くん。
頑張って来た公演も、千秋楽まで残り一日となりました。

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昨日、マイ千秋楽を迎えました。。。

昨年よりも1公演増やして、通い過ぎかと思っていたのに・・・。
いざ終わってしまうと、もっと会いに行けばよかったと後悔が過る。
この日をマイ千秋楽にすると覚悟を決めたはずなのに、どうして。
自分の中では昨年よりも、“これが最後”の感覚が強いのかもね。

おひとりさまのこともあったけど、健担さんとご一緒する機会もあり。
みんな健くんが大好きで、仙吉親分に惚れ込んでいたんだよねぇ。

本当に、幸せな時間、幸せな空間だった。。。

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劇場に一歩足を踏み入れれば、煌びやかな夢の世界に誘われる。
様々な高さ、角度から観劇したけど、神だったのは花道脇の座席。

青剣士が走り抜けて起こす風や、白拍子の衣擦れの音さえ愛おしい。

座長舞台ではなかったけど、最大限先輩を立ててくれた客演舞台。
ファンにとっても、貴重な経験として心に刻まれた舞台だったと思う。

これからも毎年、ゲストが誰だろうと滝沢歌舞伎は観に行くと思う。
でも、行く度にきっと、健くんの姿を思い浮かべてしまうのだろうな。

あぁ、“ロス”って、こういう感覚を言うんだなと。。。

そんな自分の想いを解き放てるのが、言葉の世界。
想いを綴ることが許されることは、自分にとって何よりの幸せ。

仕事や勉強が忙しいのもあって、観劇毎の記事は書かなかったけど。
思い出語りも含めて、総括記事は書いて行こうかなぁと思っています。


『滝沢歌舞伎 2017』

<第一部>
1、オープニング
☆OVERTURE 春の踊り いにしえ


昨年の初観劇時、三宅さんが出て来ないと心配しながら見たオープニング。
何のことはない、ゲスト登場はオープニング2なので、ここは座長の見せ場。

白い布が幾重にも垂れ下がって飾られているステージに、バレリーナが二人。
滝沢座長は白いスーツで登場し、ダンサーと手を繋いでふんわりとフライング。

その後、三宅さんを除くJr.やキャストが全員白衣装で、横一列並びで登場。

“春の踊りは、よ~いやさぁ~!”

聴き慣れた掛け声のはずなのに、こんなにもワクワクさせる。
座長が舞い上がると同時に幕が下り、スクリーンと化して、過去映像が映される。

その幕が開いてからの一瞬の間が、最初ちょっと違和感があって気になった。
何度も聴いていくうちに、その間さえも、ワクワク感を煽る演習にも思えてきた。

ジャニ舞台得意の早着替え。スーツからキラキラした衣装に着替えてJr.が踊る。
タッキーは歌舞伎的な車の中で待機。“スパパーン!”とフライングで登場する。

フライング中、Snow Manと林・室コンビが、センターでガンガンに踊る。
空を舞う座長に見とれつつ、Jr.さんたちのダンスも時々拝見してみる。

座長はダンスはあまりお得意ではない。何故なら、殺陣と両立しないから。
下半身がどっしりした殺陣が出来る分、ダンスがしなやかさに欠けるのだ。
しかし、その落ち着き感が、熱く踊るJr.の真ん中で圧倒的な存在感を放つ。

途中で、Snow Manが3人ずつ時間差で着替えにハケるところが好き。
ハケてもあっという間に違う衣装に着替えて、再び座長のバックに付く。

数分間の間に目まぐるしく何度も着替えて登場する、滝沢組に目を奪われる。

座長が立つセリが上がり、“Welcome to TAKIZAWA KABUKI”の文字が現れる。
とても大掛かりで壮大な、エンターテインメントショーのオープニング演出である。

座長は途中、映像を影武者としてハケて、二階上手からのフライング準備に向かう。赤いマントで登場するのだが、座長登場のきっかけ作りに赤い布を二階まで投げる役目が、今回Jr.のリーダーを担っている林翔太。彼は、左手に布を握って背中に隠している分、上半身は右手のみで踊っているのだが、他の両手を使って踊るメンバーと遜色ないその片手踊りが私は大好きで、翔太が赤い布を投げる瞬間にはいつも鳥肌が立つ。彼の、片手を感じさせない芯のある美しいダンスがあってこその、自然な流れ。勿論、座長の二階からのフラインングも素敵だ。

ただ一つ、どのフライングにも気になることがある。あれは、衣装の関係だろうか。光一王子のフライングと違って、背中のフライング機器が衣装を浮き上がらせてしまい、やや“吊られている”感が出てしまうのだ。光一王子の芸術的なフライングではあの感覚は一切ないので、本人の飛翔技術の問題でなければ、何とかなるのではないか。今後の為にも何とかして欲しいかなと思う。

座長が三宅先輩を紹介する頃には、モノトーン衣装に着替えているJr.さんたち。
聴覚にも視覚にも、目まぐるしい展開で飽きさせない趣向が散りばめられている。

そして、満を持して、ゲストの登場となる。。。

つ・づ・く。。。