我が心の名作。。。

色褪せない思い。。。

“好きな映画は?”

一生の内、観る映画はきっと数えきれない。
そんな質問に誰しも、“そうだな~???”と考えるだろう。

でも、私には、昔から、大好きな映画(洋画)が一つある。

唯一無二。。。

いわゆるB級作品だろうし、後世に残る作品でもないだろう。
有名俳優が出ている訳でもなく、話題になった作品でもない。

大好きで大好きで、昔で言えばビデオテープが擦り切れるくらい、それ位繰り返し観た記憶がある。

如何せん、B級作品である。それでも、やがて、DVD化された。
“今、買っておかなきゃ廃盤になるかも”、そう思って手に入れた。
買っただけで満足で、そのDVDを観ることは実は一度もなかった。

何年も観る機会がなく、最近の名作たちと私的ランキングを争うこともなかった。

そんなB級作品だけど、私のオンリーワン映画が、WOWOWで放送された。

こんな映画、流すんだ・・・。驚きだった。
誰が観るんだろう、知っている人がいるのだろうか。

そんな小品でもぽつぽつ放送してくれるところが、WOWOWの素晴らしいところ。
Vさんのライブ放送の為に無理やり加入したけれど、今でも結構楽しんでいる。

あれだけ大好きで、唯一無二の存在で、それ以上の作品に出会っていないと長い間思っていたけれど、あれから自分も歳を重ねて、同じ感性でこの作品を観ることはないかも知れない。恐る恐るという思いもありつつ、チャンネルを合わせた。すると目の前には、今も色褪せない、かつて愛した青春があった。自分がどれだけ好きだったか、全場面や全台詞を思い出す位に憶えていることを悟り、そしてもしかしたら、人生経験を積んで、過去には気付かなかったこと、“自分がどうしてこの作品が好きなのか”という理由も少し見つけられたかも知れない。

みんな違ってみんな良いなら、好きなモノだって違うはず。
世の中でスルーされても、世界一の名作だと思う人間がここにひとり居る。

それでいいかなって、思う。
どんな作品かは、ナイショ。だって、誰もきっと知らないもん。

自分の感性はちょっと世間からズレているけれど、それでもいい。
自分の思いも、全ての人の共感を得るものではないと分かってる。

それでも、溢れる思いを持て余して、きっと言の葉に化かしたいんだろうな。