『滝沢歌舞伎 2016』☆DVD感想(3)

カンパニーに等しく優しい愛。。。

『滝沢歌舞伎 2016』
V6・三宅健くんが客演した11年目の滝沢座長舞台。

10年を区切りとして、11年目は全く新しいモノを。
そんな意気込みで臨んだ滝沢座長が、自ら演出した作品。

V担のおかげで幅広く外部舞台も観る機会に恵まれている私は、内部舞台のパフォーマンスの甘さを分かっている。分かっていて、こういうものだと受け入れて観るので、それはそれで一つのエンターテインメントのジャンルとして、多くのジャニファンに愛されるのであれば、それでいいと思っている。しかし、既成概念を打ち破り新たな作品をと取り組んだ滝沢座長が、率いるカンパニーの歯車のひとつとして選んだ三宅先輩がもたらす音、ダンス、歌、演技などの表現と、後輩たちとの化学反応で、これ程までに作品が進化するのかと思う程、初めて今年度の滝沢歌舞伎を観た時の、自分の中での驚きは凄かったと記憶する。

それが今目の前に、観たい時に観られるDVDとして手元にある。
震災で観ることが叶わなかった健友さんに、やっと観てもらえる。
ライブの映像化が当たり前な時代に、今回は格別の思いがある。

本編はチャプターで区切られているので、忙しい時は三宅さん出演の演目だけをちょっと観る、そんなことが出来る。でも本当は、全体が微妙に繋がっているので、なるべく流れは大事にして観たいもの。


★通常盤のみに収録されている、滝沢&三宅Ver.の『浮世艶姿桜』。

ドキュメント映像が素晴らしいから、買うなら初回生産限定盤!と推しているのだが、そうなると、二人バージョンのこの曲は観て頂けないことになる。う~ん、難しいところ。お怪我をされてから出演を控えていたこの曲の歌唱とダンスに、千秋楽10日前の5月5日から三宅先輩が復活。ライトを背に受けながら、舞台後方からゆっくり歩いて出てくるスーツ姿の影が二つ。新橋演舞場で多くの観客が観ることが叶わなかった光景を、こうして映像化してくれることはとっても嬉しい。ただ、通常盤を買わせるためのボーナスコンテンツとしてしまったことが、本当に本当に悔しい。純粋に、観られなかった方々にも観て欲しいという思いがあっての収録であるならば、全てのリリース形態へ収録すべきだったと思う。

三宅さんは、仙吉親分を演じる時とかの台詞はとても低音なんですが、何故か歌うと声がものすごくキャラメルヴォイスになる人。ケン&タッキーのデュエットとは言え、2~4小節ごとにパート割りをして歌う曲でハモリはないので、声質の違う二人の歌の入れ替わりがちょっと不思議な感じ。ダンスもわりと激しいので、三宅さんのダンスの見どころが増えて、これはこれで、ぜひ手元に置きたい映像となっております。


★初回生産限定盤特典DVD『Document of TAKIZAWA KABUKI 2016』。

DISC3の話の続きです。

稽古初め挨拶、絶賛稽古中、稽古中の滝様誕生日サプライズ、初日開幕直前楽屋、初日公演中、千秋楽公演直前楽屋、千秋楽公演中、公演に使う映像(Maybe)メイキング、映像で使う写真撮影などなど、内容としても盛り沢山です。

滝様が『WITH LOVE』を歌う時、背景のスクリーンにカンパニーメンバーの写真が次々と流れるのですが(DVDの本編ではエンドロールの時に流れます)、その写真を撮る場面がありまして、滝様の写真以外、全てタッキー自身が撮っておられました。毎年恒例なのかな?滝沢歌舞伎のDVDは初めて買ったので存じませんが、座長自ら撮った写真だと思うと、それはまた感慨深いものがあります。プロのカメラマンではなく座長が撮る写真という所がね、なんかいいよね。

健担の皆さまが楽しみにしていたであろう手話ダンス『Maybe』。三宅さんが踊るのと同時に、主に上半身写しで手話振付のダンスをする三宅さんの映像が、背景スクリーンに大きく映されるのですが、残念ながら本編ではご本人のダンスメインで撮るので、あまり背景映像が映っておりません。そこで親切なのが、このドキュメント映像。映像撮りのメイキング場面として、かなりの時間その映像を映してくれております。とっても親切です。有難うございます!

元々、滝様や翼様の映像モノは、出演Jr.にとても親切な映像編集であることが多いです。それは、Jr.ファンの購買力を大いに見込んでのことです。今回、対談があることから、三宅先輩の映像多めだとは思いますが、Jr.さんそれぞれに語らせる場面もあり、公演中の出番直前のJr.さんたちの映像もあり、稽古場面で戯れる場面もあり、Jr.ファンにも楽しめる映像になっています。まぁ、『Maybe』は、林くんと佐久間くんの映り込みはあまり多くない印象でごめんなさいなのですが。

千秋楽公演中の、自由お題の“口上”が、全収録って凄いよね!

お丸さん役で大活躍だった深澤くんが、滝沢座長に書いてきた手紙を涙ながらに読む間、同時に座長の映像も小窓で映してくれているのがすごく親切です。

三宅さんのブログ『にこにこ健゜』に、固めの小判の写真を載せたことがありますが、会場で客席に降らせるのは紙&ビニール製の柔らかい小判なので、あれは何なんだろうと思っていましたが、このドキュメント映像を観て謎が解けました(笑)

とにかく、可愛いです、面白いです、カッコイイです、ステキです。
見応えのある、何回でも観ようと思える作品なら、この値段は高くない!

と言うことで、一旦、感想レポを終えます。
何度も観たら、新たな発見があるかもですね。


滝沢歌舞伎ロス注意報が発令されました。
気象予報士を持つ阿部くんが、最後の口上でそんなことを言ってたっけ。

毎週のように新橋演舞場に通い、毎日のようにツイでアドリブレポを巡り、地方住みの友達にメールでプライベートレポを送り続けた、滝沢歌舞伎公演期間。頭の中は三宅さんや三宅さん演じる仙吉親分でいっぱいで、もうその舞台上の三宅さんに会えないとなると、そりゃあロスにもなります。でもそれは、今までの舞台でもあったことで、セフトンの時も俊ちゃんの時も恋司の時も、魅力的な役柄を自分のモノにして観客を大いに魅了してきた三宅さんですが、どんなに愛されても、その舞台、その役柄はそれっきりで、終わればまた直ぐに次のお仕事へと向かいます。仙吉親分が大好きだったけど、慕う方も気持ちを切り替えなきゃいけないなと公演が終われば自然と思ってきました。映像化されなかった今までは、再び会えることなんてないから、それが自然と出来たけど、また何度も仙吉親分に会えるかと思うと、またお熱になりそうです。

健担には贅沢過ぎる、DVDのお話でした。。。


↓リンクは、クリアファイル特典付きのモノしか貼れませんが、
 22~26%オフにて、特典ナシのDVDも発売していますので、ぜひどうぞ。

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