上田竜也出演舞台『青い瞳』☆観劇(11/4)

演技を堪能する夜。。。

KAT-TUN・上田竜也くん出演舞台『青い瞳』を観劇。
イエヒラ様との逢瀬以来のBunkamuraシアターコクーン。

★上演時間★ 3時間5分
1幕 1時間35分
(休憩:15分)
2幕 1時間15分

チケットセンターにも劇場内にも、フライヤーあり。
劇場では、戯曲本が岩松さんのサイン入りで販売。
外部舞台なので、販売されるのはパンフレットのみ。

舞台は何もない、フラットなオープンセット。
場面により、様々なセットが左右や後方から出現する。

WSやスポーツ紙での報道も少なく、地味に開幕したのは11/1。
まだ開幕して間もないが、内部舞台と違い、既に完成形である。

劇作家:岩松了の新作。当て書きとも言われているオリジナル作品。

出演者がこれまた豪華!
中村獅童座長、勝村政信さん、伊藤蘭さん、脚本家の岩松了さんも出演。
前田敦子さんと、我らが上田竜也くん。

座長の獅童さんは、戦争から帰還した男の役だが、時代設定は特にない。
テレビは液晶パネル、携帯電話は鳴る、おおよそ昭和の香りは漂わない。

時代設定がなく、心理描写が難しいので、物語を理解するのは難しい。
私は今回のみの観劇なので、理解をするつもりは無く気軽に観劇する。
だって、Vメンの舞台で、わけ分からない舞台を観るのは慣れてるから。

ラッキーなことに、とても素敵なお席だったので、役者の演技を堪能出来た。
物語の理解とか、作品の出来や好き嫌いとか度外視して、演技を楽しめた。

勝村さんは剛くんの舞台で拝見したことがあるが、今回は唯一のコメディ担当。
真摯に細やかな演技をする中で、微妙な笑いを誘って、物語を軽くする役割だ。
しかし、二度目の観劇である上友さんに尋ねると、アドリブは一つもないと言う。
計算され尽した、シリアス舞台の中で控えめに笑いの取れる演出、好きだな。

多少の狂気を感じる母親役の伊藤蘭さん、不気味な美しさを醸す前田敦子。
女性陣もそれぞれ、インパクトがあって、声も通って聞きやすい。

座長の中村獅童さんは、映画でも舞台でもその演技を拝見したことはなかった。
最初に舞台に立つのを見た時、仁王立ちしていた愛之助さんより柔らかい印象。
でもやがて、板の上で言葉を交わす相手によって、別人のように変貌していく。
すごい!さすが!その演技の多才ぶりを見ているだけで、非常に興味深かった。

上田の竜ちゃんは、パブリックイメージまんまのスレンダーで美貌のチンピラ。
ポキリと折れそうなくらい華奢な脚と麗しい横顔に、目が釘付けになりました。

どちらかと言うと傍観者で、殴りも殴られもしないから、安心して見ていられた。
好きな人が舞台上で殴られるのは、結構精神的にキツイと剛舞台で思うから。

竜ちゃんは、こんな一流の舞台俳優さんたちとお仕事が出来て幸せだと思う。
今は演技の良し悪しは分からないけれど、何かを求められているのは確か。
これは、超一流の俳優の演技を間近で感じる、素晴らしい学びの場だと思う。

どうして、座長じゃないの?!なんて思ったこともあるけれど。
脇ポジションの方が、自力で這い上がる余地があっていいな。

竜ちゃん演じるサムには、ナレーション的に独白場面がある。
声は通るけれど、もうちょっと抑揚と間の溜めがあるといいな。

全て曖昧な中で表現して、観る者の解釈の余地を幅広く残す、正統派舞台。
重過ぎず軽過ぎず、舞台人たちの演技のみで輝けるメッセージ性の濃い作品。

嫌いじゃないな、こういうの。

まだ公演によっては残席あります。興味があれば、ぜひ。