大切なあなたへの手紙(80)

☆誕生日。。。☆

あなたの誕生日。
ふたりの記念日。

手作りのケーキを作り、
手料理をあれこれ用意、
プレゼントも準備万端。

あとは、静かにあなたを待つだけ。

それなのに・・・
盛大なバースデーパーティーがあると言う。
勿論私も呼んでくれたけど、そうじゃない。

私はもっと、静かで温かい誕生日を祝いたかった。
あなたと思い出を語りながら、笑い合いたかった。

あなたが嬉しいと言うならば、笑顔で見送るしかない。
あなたが楽しいと言うならば、独りの時間も悔いない。

でもね、女心は複雑なんだよ。

本当に心から祝ってくれる人と過ごしているの?
社会人として認められるってそういうことなの?
職人としての誇りを持ち続けたいんじゃないの?

こんな記念日を過ごしたかった訳じゃない。
そんな我が儘な言葉を心の中に飲み込んだ。

おめでとう。そして、行ってらっしゃい。
今度は私が、あなたの母艦になる番ね。。。

           ☆kiyona☆