フランス招聘版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」☆観劇(10/19)

いつかこの舞台で。。。

2012年7月に出来た新しい劇場、東急シアターオーブ。
渋谷駅直結の渋谷ヒカリエの11階に位置する、宙空の劇場。

画像


贅沢な吹き抜けロビー、スタイリッシュな空間デザイン。
これが、ミュージカル・音楽劇専用劇場と言うから、素晴らしい。

いつか・・・ジャニーズから、このステージに立つ主役が・・・
坂本さんとか・・・坂本さんとか・・・坂本さんとかーーーーーっ!
出るかも知れないですから、劇場偵察を兼ねて、観劇と相成りました。

しかし・・・今井翼さんに先を越された感が。
12月公演の『Burn the Floor』のキャストになっていらっしゃいますからね。

今回の演目は、フランス招聘版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」。
フランスのオリジナルキャストによるフランス語原語上演(日本語字幕付)。

画像


毎年フランス旅行に行く、フランス好きの身内が、この演目に興味を持っていて。
「フランス語の歌だと、何言ってるか分からないよねー」と言うので。
「そういう時は、右か左か上か下に日本語字幕がスクリーンに出るんだよ」と私。
「へぇー、そうなの?じゃあ、観に行きたいな!」と言うので、チケを取ってあげた。
私は一緒しなかったけど、観た後に大絶賛するので、私も後日チケを取ったのだ。

私が行った観劇回は夜19時公演で、特典のステージフォトが入り口でもらえる。
19時公演毎回違う写真を配るというから、ファンがいるとすれば、通っちゃうよね。

画像


東急シアターオーブは、3階構造。
1階は28列まで、2階は12列までだけど、コクーンみたいに左右の席もある。
3階は6列までだけど、ここもコクーンみたいに左右の席がある。
1階はあまり傾斜がきつくないが、上階になると傾斜が結構あるので観易い。
実は、3階最後列での観劇(B席5000円)だったが、非常に良く観える。
さすが、音楽劇専用劇場、音響も全く問題なく、この上なく快適な空間だった。
ここが、渋谷駅に隣接するビルとは思えないほど、厳粛な異空間だと思った。

さて・・・人生初の、字幕付き演劇鑑賞。

昔からオペラが好きだったから、いつかは原語上演を観劇したいと思っていた。
私も身内に負けず劣らずフランス好きなので、身内よりはフランス語が分かる。
だが、フランス語のミュージカルというのは、どんなものか想像がつかなかった。

以前、城田くんと山崎さんがロミオを演じたのが、この演目の日本語上演らしい。
その時には微塵も興味が無かったが、2013年再演するので、ちょっと興味あり。
と言うのも、フランス語版のサントラCDが既に廃盤で、手に入らないと言うのだ。
会場では完売だったけれど、日本語版のサントラCDしか販売されていない。
いい歌が目白押しなので、これはまた、聴きたい、観たい、と思ってしまうのだ。
フランス語は本当に、耳に優しくて心地よくて、私は昔から大好きなのだ。

ストーリーは、正統派な、ロミオ&ジュリエット。

台詞が大半を占める演技中に、少しだけ楽曲があるミュージカルとは違う。
ほぼ9割方を、ミュージカルナンバーまたは、インストゥルメンタルで占める。

主役の2人だけでなく、脇役たちが歌うナンバーも多く、常に音楽が流れている。
楽曲は、物語が古典のくせに実にポップで、まさにフレンチ・ポップスと言う感じ。
だから、古典的ストーリーなのだが、現代劇として構成されているように思える。

主役、および、その他のキャストの方の歌が・・・上手過ぎる!
日本でもハイレベルな劇団四季のレベルさえ、軽く超えている。

そして・・・音楽劇としてだけでなく、舞踏劇としても優れている。
アンサンブルのバレエ的ダンスが、非常に美しく、演出振り付けも素晴らしい。
これは・・・1階席の平面で観るよりも、階上席から群舞を見る方が絶対良い!

そして、ラストシーン。分かっちゃいるけど・・・号泣。。。

号泣して、しんみり終わりたいのに、カーテンコールは何故が華やかで。
手拍子したり、手振りさせたり、ミニコンサート状態なのが、新鮮だった。
キャスト同士が絡んだり、ニコニコ手を振ったり、グランドフィナーレな感じ。
お話は重たいけれど、最後に笑って送り出してくれる、楽しい時間だった。

字幕を読むのに追われて、ステージが見る暇がない。
ステージを見ていると、あ、字幕読むの忘れた、と言うことにもなる。
だから、またもう一回観たくなる。そして、耳に残るあの曲が聴きたくなる。

ジャニの世界に留まらず、良い芸術作品に触れる機会が持てて良かった。

東京公演は明日が千秋楽ですが、その後は大阪梅田で公演があります。
関西方面の方で、興味を持たれた方は、是非足をお運びくださいませ。


ロミオ&ジュリエット。。。
すれ違い、悲しい最期を迎える、若き恋人たちのお話。

主役二人に焦点を当てがちだが、実は、ラストの楽曲で印象的なものがある。

今回、キャストの中で群を抜いて声量がハンパなくすごかった、ロレンス神父。
彼が歌うラストナンバーが、今の私にはとても心に響いてきた。

若き恋人たちの為を思って画策した事が、失敗に終わり悲劇を生んだ事実。
神に仕える身でありながら、身の置き所のない苦悩を背負い続けて行く現実。
彼はあれからどうなってしまうのだろうと、気がかりな気持ちを心に残させる。

あまりに稚拙な行動を取る、愛に猛進するヴェローナの子供たちが哀しい。。。