『コクリコ坂から』☆初日舞台挨拶レポ(3)

透き通る歌声に、優しい空気が流れる空間。。。

初日舞台挨拶も、鈴木敏夫プロデューサーの演出なのか。
とても不思議な、でも、穏やかで優しい時間が流れていた。

まずは、アコースティックギター1本の伴奏で、手嶌 葵さんが主題歌を歌う。

“ゆったりまいりましょう”。。。

歌声と同じ澄んだ声で、静かに観客に語りかける。
そして、主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」を歌い始める。

まさに、天使の歌声だった。じわじわと感動が押し寄せてくる。
歌声だけでなく、語りだけでなく、その存在全てが癒しだと思った。

歌が終わり、去り際に、“可愛いMCさんが出てきます”そう言っていた。


そして、スクリーン前にひとり登場してきたのは・・・長澤まさみちゃん??
淡いピンクのミニワンピを着た、ショートヘアの可愛らしいMCさんだった。

『鈴木プロデューサーから任命されまして、本日の司会進行役を務めます、長澤まさみです』

何度も舞台挨拶を経験しているが、登壇者自身がMCを務めるのは前代未聞。
それはある意味冒険だったかも知れないが、見事成功しているように思った。

この司会進行役の良し悪しで、実は舞台挨拶の出来が大いに違ってくる。
プロのアナウンサーのくせに噛み過ぎで、話の拾えないダメ司会者もいる。
Vメンの映画のMCは、舞台挨拶に慣れた決まった人が多いが、ココはジブリ。

カミカミ棒読みで始まったまさみちゃんの司会、それが大いにウケていた!

まさみちゃんは、クリップボードを手に持っていた。
でも、登壇者の香川さんが、自身の話す番になった時に仰った。

「まさみちゃんは、ボードを見て言っているようだけど、あれ白紙だから」

どうりで、人物紹介の読みが、妙にたどたどしいと思った。
記載されている紹介文を読み上げている訳ではなく、与えられたMCという役を、憶えてきた台詞で演じている、クリップボードは単なる小道具なのであった。

こんなに可愛らしいのに、すごい女優魂だと思った。


そして、本日登壇するキャストの皆さんの入場ということで、つづく。。。