『あしたのジョー』初日舞台挨拶☆2回目

あなたのあしたの為の、力になりたい。。。

NEWS・山下智久くん主演映画『あしたのジョー』。
TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた2回目の舞台挨拶。

1回目の舞台挨拶が終わり会場を後にすると、既に2回目の入場列が出来ていた。
旅行鞄を引く人も多く、きっと全国から彼の晴れ姿を見に駆けつけているに違いない。

私は、マスコミの入らない2回目の舞台挨拶というのが好きである。
登壇者もリラックスしているので、たまにぶっちゃけ話と言うのも聞ける。
映画の内容に触れられない分、別の角度から話が振られることが多い。
今回は、伊勢谷さんの1回目に輪をかけた暴走ぶりが楽しかったなぁ。

映画の内容に触れずに、いかにして映画に関するトークを引き出すか。
伊勢谷さんと香川さんのキャラに救われた部分が大きいが、舞台挨拶としての司会進行と質問事項等の企画が、他の舞台挨拶と比べて安易な感じが否めない。
レポを書いていて思うに、司会者から投げられた質問と登壇者の回答が、何だかどれもちぐはぐなのだ。
これは、質問の投げ方の問題、そして、コメントの拾い方の問題が大きい。

さて、二回目の舞台挨拶。
思ったほど、突っ込んだコメントが引き出されていない印象だった。
登壇者が多い分、一人ずつのコメント時間が少ないのだから、もっと的を絞ってくれ。
登壇者の名前を呼び間違えて、貴重な時間を無駄にした司会者の責任は重いぞ。


さて、二回目は一回で書き上げようと思う。
このレポはメモ頼りなので、実際の言い回しとは若干異なります。
雰囲気だけでも感じて頂けたらという思いで書いていますので、ご了承下さい。

ますは、登壇者の挨拶から。

☆山下智久くん
『皆さん、雨雪まじりの中、足を運んで頂いて、嬉しく思っています。これから観てもらう訳ですが、スタッフもキャストも、出来ること全てをやって、ジョーをリスペクトしながら演じました』

☆伊勢谷友介さん
『こんにちは。今日は本当に雪が降ってきて、今年初めての雪ですよね』
(何の話をしているんだと、香川さんに突っ込まれ)
『ちょっと舞台挨拶の間に、一杯ひっかけちゃって。ちょっと顔赤いでしょ。マスコミが入らないと、僕はゆるいんですよ。映画の内容に触れちゃいけないと思ったら、天気の話になっちゃって・・・』

相変わらず、伊勢谷さんのぶっ飛びっぷりは、感動すら覚えます。
これ、二回目の舞台挨拶だけに入った方は、びっくりしたと思う。
1回目を見ていたから、ワンクッションあって衝撃は緩和されたけど。
えっ?!いきなり、仕事中に酔っ払い?そりゃあ、びっくりしますよ。
でも、彼のキャラクターで、この舞台挨拶、とても救われていた気もします。
いいキャラしてますよ、イケメンなのに、中身は三枚目的なね。

☆香里奈さん
『初日ですね。男臭い映画ですけど、皆さんが体を削っている、熱い映画になっています。友情を超えた愛情のような二人(ジョーと力石)の関係が素敵で、女性の方が観ても楽しめる映画になっています』

“友情を超えた愛情”と言うところで、何それ?的な突っ込みもありましたが、私は既に1回目の上映で観ていたので、この表現は的を得て妙だと思いました。
気になる相手と言うのは、倒したい相手だけれど、決して憎しみの対象ではなく、むしろ逆なんです。
それは、ラストの方で思いっきり泣かせてくれるジョーの台詞にも関係してくるんですけど。

☆香川照之さん
『こんにちは。いろいろキャンペーンをやってきましたけど、この映画、お二人の熱い闘いに泣いて、私の外見で笑って頂ければと思います。僕はボクシングが大好きなので』

いや、段平の風貌は、あまりにも凄くて、笑えませんよ。
鬼気迫ると言いましょうか、本当に真剣に芝居をされているから。
考えてみれば、ほとんど笑いはない映画でしたね、コレ。
でも、シリアスというより、とにかく生真面目な、そんな感じです。
だから、どんなに香川さんはどこ?と思うぐらいの変貌ぶりでも、真剣に見入ってしまいました。

☆勝矢さん
『ついに初日ですね。もうすぐ観れますよ、山Pと伊勢谷さんの熱い闘いが。アクシデントで、何度もパンチが入ってますから。最高の映画になっています。あしたのジョーのあしたのために、宣伝して頂けたら嬉しいです』

何だかね、私、勝矢さんのコメント、すごく心に残るんです。
1回目にも書いたけど、ひとつひとつのコメントが上手いんです。
外見はともかくですが、素敵な言葉を持ってる人って惚れますね。

☆曽利文彦監督
『初日に沢山の方にお集まり頂き、有難うございます。素晴らしいキャストをお迎えして、現場の雰囲気も本当に良かったです。魂を込めて原作を愛して、作った映画です』


次に、ひとりずつ質問に関してのコメントをもらう。

☆山下智久くん

~今日をもってプロモーションが全て終わりますが、今のお気持ちは?~
『まだ観て頂いていないので、何とも言えませんが、オファーをもらった時はすごいプレッシャーで、いろいろ言われたりもするだろうから、怖かったです。でも、ジョーの立ち上がる姿勢や挑戦する気持ちを、男としてカッコイイと思い、せっかく話をもらったからには、挑戦しようと思いました。自分の出来るボクシングをしようと。普段怒らないので、喧嘩もしたことがないので、人を殴るということが怖かったです。お二人(伊勢谷さんと香川さん)のおかげで、本気になることの大切さを映画を通して教わりました。一生懸命やることの充実感や達成感を、この映画で感じて頂けたら嬉しいです』

ソロコンの時のMCでも思ったけど、Pさまの日本語はとても美しい。
普通、喋り言葉を文章に書き起こすと、日本語的に変になることが多い。
でも、Pさまのコメントは主語述語がきちんとしていて、整然としている。
でも、決して暗記棒読みではなく、持っている品の良さが滲み出ている感じ。

☆伊勢谷友介さん

~ファンがお葬式を出す位人気の力石役ですが、役作りで気をつけたことは?~
『役作り?・・・減量とボクシングが大変でしたよ。みんなにチャチャ入れてるから、僕のコメントはもういいです』

ここ、面白過ぎてメモに残っていないんだけど、伊勢谷さんがかなり面白くて。
ちょっと呂律が回っていない風でもあり、コメントが支離滅裂と言うか。

香里奈『伊勢谷さん、今、仕事中ですよ』
伊勢谷『それ、さっきも控え室で言われた』
香里奈『だって、伊勢谷さん、ヨーイスタート!からカット!までが俺の仕事だって言うから』
伊勢谷『やった、やったよ、俺がんばったよ。映画で仕事しているところを見て下さい』

☆香里奈さん

~現場では女性おひとりですが、男性は優しくしてくれましたか?~
『みんな喋りかけてくれないんです。伊勢谷さんは、話しかけないでオーラを出していて、現場では一人で隅の方にいました。でも、女性でも楽しめる作品になってますよ』

こういう回答が返ってくるならば、こういう質問はナシでしょう。
もっとこう、映画の良さを引き出すような質問をお願いしますよ。

☆香川照之さん

あぁ、ごめんなさい。ここ、メモの字が汚くて解読不能(苦笑)
って言うか、司会者が質問を振るのを“香川さん”じゃなくて“伊勢谷さん”って言い間違えたものだから、伊勢谷さんが入ってきて、ぐちゃぐちゃになってしまって、まともな話が聞けなかった気がする。何なら、30分トークしようか?とまで言ってまして・・・。こっちは全然構わないんですけどもー。

『30年間ボクシング好きの役者をやってきて、それがボクシングの映画への出演という形でリンクして、幸せです』
そんな風に言っていた気がします。

~俳優としてだけでなく、実際にお二人のトレーナーをされていたそうですが、山下くんとスパーリングをしてみて、いかがでしたか?~
『スパーリングはしてないよ。ミット打ちだよ』(またしても段取りミス?)
『山下さんのミット打ちは、どんどん上達して、ボクシングで使う肩の筋肉が日に日についてくるのが分かりました。ボクシングという危険なスポーツの映画ですが、ソリッドな娯楽作品ですので、楽しんでもらえたらと思います』

☆勝矢さん

~お二人が撮影している間は、どう過ごされていましたか?~
『山下くんも伊勢谷さんも、5%以下の体脂肪率で、僕は50%は切っているかな位で、お二人が食べないで残った弁当を、香川さんと食べていました』

☆曽利文彦監督

~映画の見どころは?~
『“人間力”がテーマの映画です。キャストの皆さんが精魂込めて作ってくれました。二人がリングの上で闘うシーンは、見ていて辛い時もあり、もう止めてくれと思うくらいで、涙が出ました。映画を観て、明日を真剣に考えてもらえたり、元気を出してもらえたら、一生懸命作った甲斐があります』


そして、最後の挨拶は、山Pから。

☆山下智久くん
『なんだろうな。僕・・・そうですね・・・。やっと、今日が来たなという感じです。映画って、生活の中でなくてもすむものじゃないですか。その中で、何が伝えられるか、なんです。この映画が、皆さんの明日からの活力なればいいなと思います。集中して観て欲しいです』


女性でも楽しめる映画、本当にそう思う。
昭和なんだけど、昭和臭くなく、男世界なんだけど、男臭すぎず。
拳闘というスポーツを通して、本当の“生”を取り戻す男の成長物語、かな。

私は滅多に映画は褒めないよ。でも、この映画は楽しかった。
気になって読みに来られた方、是非とも劇場へ足をお運び下さいませ。



それよりー。すごーく長いSP革命篇の予告編見ちゃった!
もうここで運を使っちゃったから准ちゃんには会えそうにないけど、初日に観に行くっ!