アイシテルと言って。。。

名曲を一生の宝とする。。。

久しぶりに、ジャニ以外のシングルCDを購入した。
映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」の主題歌、平井堅の『アイシテル』である。

少し前にNEWSのPVを捕獲した時に一緒に録れて、PVを観ながら聴いたのが、この曲との最初の出会いだった。
先日のMステでも平井堅さんが披露していたが、あれはPVで観ながら聴くともっといい。
何故なら、どこかに“泣きのムービー”というキャッチがあったように、まさに泣かせる映像だから。
曲のテーマに沿った感動的な映像と、心に重くのしかかる歌詞が、どうにもこうにも泣かせるのだ。
これは、名作映画のリメイク版の主題歌だが、映画の中でこれが流れたら、間違いなく泣かせる。

ぜひ、どこかで、このPVをご覧になって頂きたい。

まぁ、ちょっとどんなPVかと申しますと・・・
大切な人を失った悲しみを抱えている人々が主人公として、映像が次々と流れていく。
娘を亡くした両親、恋人を亡くした男性、彼氏を亡くした女子高生、奥様を亡くした壮年の男性、そして、つれあいを亡くされたおばあちゃん、幻の面影を追いながら涙する、そこには言葉はなく、ただこの「アイシテル」の曲が流れている、というもの。

今だから、こんなに泣けるのかもな、とも思うけど。。。


私は、ソングライターとしての平井堅さんは、とても好きである。
ポップな明るい曲も、しっとりと聴かせるバラードも、とても美しい澄んだメロディーラインをお持ちだから。
日本人が好みそうな、まさに王道な歌の構成と展開、私はこういう古典的な作りの歌が大好きなのだ。
歌詞は、どこにでもありそうなのに、照れくさくて言葉にしにくいものをストレートに表現し、彼がそれをメロディーに乗せると、曲に命が宿る、そんな気がする。
彼は、サビの作り方と盛り上げ方が、どの曲も非常に上手い、天才である。

久しぶりの名曲をこの手にしようと、発売日から日は経っていたが、CDショップへ赴いた。

最近思うのは、売り上げを伸ばしているCDが、必ずしも人々の心に残る名曲とは限らないということ。
自分も実際のところ、好きなグループがCDをリリースするとなれば、どんな曲か知りもしないのに、いそいそとCDショップへ予約に急ぐ。
初回盤、通常盤と、何枚出ようが何枚でも、CDというグッズを手に入れるように買い漁る。

そして・・・曲の中に一生懸命好きなところを見つけようとする。
つまり、買うこと先行、後から好きなことへの理屈付けをしている。

それでいいのか?そんなことでいいのか?

そう思うのは、こうして、曲が好きになり、CDを宝としたいと思って手に入れる瞬間である。
普段、歌詞を無視して曲の感想ばかり書くのは、実は鑑賞に値しないということもある。

本当は、歌詞があって、曲に乗って、両方が絶妙に合わさって、名曲は生まれるんじゃないかと思う。

所詮、曲の好みは、ひとそれぞれだけど、私はね、たまにこういう名曲に出会うとすごく幸せな気分になるし、CDを一生大切にしようって思う。

特典のために買い漁り、CDを粗末にするなんて言語道断だと思っている。
が、実際のところ、自分のグループでやられたら、きっと踊らされるんだろうな(苦笑)



映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」は、観るべきか。。。

「アイシテル」のCDのカップリングには、「ゴースト/ニューヨークの幻」の主題歌が入っている。
もちろん平井堅さん自身が英語で歌っている、「Unchained Melody」。
彼は、特典のライブ映像で英語が話せないと言っていたが、発音は非常に上手い。
ま、ちょっと風貌も日本人離れしているから、パッと見、英語がぺらぺらな気がするけどね。

実は「ゴースト/ニューヨークの幻」は、昔大好きだった映画だけに、リメイク版を観るのが怖い。
映画館ではなくDVDで初めて観て、返却するまでに何度も何度も観たのに、何度観ても泣ける、そんな映画だった。
幻となるヒロインはデミ・ムーア、主演は今は亡きパトリック・スウェイジだ。
パトリック・スウェイジの顔が実は結構好みで、それも相まって、この映画が大好きだった。

昨年の秋に、膵臓癌で亡くなったパトリック。。。
癌を告白して、撲滅キャンペーンにも力を入れていた。
“幻”のように、思いを残していることはないだろうか。

「金曜日のキセキ」を見ていると、あながち、“ゴースト”も幻じゃないのではと思ってしまう。

松嶋菜々子も好きなんだけど、今はちょっと映画館には泣きには行けないかな。
いつか、DVDを借りて、家でこっそり一人で観るよ。。。