「Beat Per Minute」(2)

紙一重であるところの、一貫性とワンパターン。。。

明日ソロツアー開幕!
遅ればせながら・・・アルバムの感想(総論)を。
友人が私の甘くない(辛くもないが)感想を楽しみにしていると言うので、書くことにする。
彼の歌声は単色だが、舞台向きな歯切れの良い歌い方は、嫌いじゃないのだ。

語り口調に反比例して、とても小心者なので、ここに慣れないファンの方は、万が一訪れても以下スルーして頂きたい。

他G担の他愛もない感想ですが、興味のある方だけどうぞ。。。



ひとには、本能的に好むコードとメロディ進行がある。
自分で曲を創作する時には、それを無意識に多用する。
そこには必ず、“同じような曲”の印象が付いて回る。

良く言えば一貫性があり、悪く言えばワンパターンである。

たまにポツッと出すシングル曲なら良いのだが、アルバム曲を自作曲で揃えるとなると、いかにこの問題を克服しつつ、聴く者にバラエティー豊かであると印象付け、飽きさせず納得させるかというのが課題である。
しかし、これは、自分でちゃんと作っていますよという、ある種の意思表示でもある。
確かに、いつ何時でも“看板に偽りなし”であろうけれども、実際のところ曲というのは、アレンジャーによって決まると言っても過言ではない。
作曲のノウハウを学んだことがない者が、唐突にあまりにも完璧な曲を発表すると、どこまでプロが関与しているのかと、疑いたくなるのもまた事実である。
そういう意味で、彼の真っ直ぐな音楽性は聴く者に安心感を与えるし、歌唱に至る時に自信が見え隠れするところが小気味良い。
(つまりは、褒めてます・・・誤解のないように。)

ひとには、本能的に好むコードとメロディ進行がある。
それは、聴いて耳に心地良いかどうかに関係してくる。

アーティストが作り出す個性的な音楽が、自分が本能的に持つ好みの音楽性と合致する時、ひとは“この曲好き!この人の作る曲、大好き!”という感情が湧いてくる。

当アルバムを好むかどうか。。。
彼自身を好むことから、音楽性を無条件に受け入れる人もいよう。
それとはまた別に、音楽的にその世界観が好みの者もいるだろう。
一貫性を持てば、その傾向は更に強くなり、カリスマ性を帯びる。

さて・・・私はと言うと・・・
フィフティフィフティ、といったところ。

どちらかと言うと好むタイプの音楽だが、自分の持つ音楽の波長に合致するかと言えば、それは違う。
だから、どちらかと言うと、アルバムを通して聴いても、心が一点に留まらず、スーッと素通りすることが多い。
そんな中で、何が小耳に曲を注目させるかと言えば、曲のアレンジである。
イントロ、リズム使い、使用楽器、コーラス、そういったメロディを飾る聴覚刺激が、スパイスとなるのである。
ちなみに、アルバム曲中で一番アレンジが好きなのは、「Love Shines」。


ただ、今は、曲を鑑賞するにあたり、要素が不十分な状態である。

それは何かと言うと、彼の音楽は、予習型ではなく復習型であるからだ。
つまり、今回のツアーで歌う(おそらく踊る)姿、そのパフォーマンスを視覚的刺激として記憶に留めた時に初めて、曲が完成されると言ってもいい。

現に、今年の「Endless SHOCK」で導入された新曲「SOLITARY」は、イントロを聴いただけで、初めて劇場で聴いた時の興奮が鮮やかに甦る。
見せ場であった台宙&タップダンスを省いても、観客を決して失望させないどころか、それ以上に惹き付ける程の、魅惑的なダンスパフォーマンスを披露したこの曲。
胸躍る、というより、胸騒ぐ感覚が、脳内に映像を再生しながら襲ってくる。

今は、これ1曲しか、私には記憶がない。
しかし、明日から始まるソロツアーにおいて披露するパフォーマンスを拝見する機会を持てば、このアルバムの味わいは更に深まるに違いない。

たった一度の参戦で、どこまで感じ取ることが出来るのか。
目と耳と心にアンテナを張り巡らせて、楽しんで来るとしよう。
まだまだ先のことではあるが・・・。

約2ヶ月間の全国ツアー、どうぞお怪我のないように。。。

それにしても・・・
ピルケースにパスケースにポーチにミラー・・・ファン層を良く分かってらっしゃるコンサートグッズが素晴らしい!


次回、各論につ・づ・く。。。