「Beat Per Minute」(3)

メッセージは奥深く眠る。。。

おぉっ!ちょっと、テンション上がる方法を見つけた!

意外と気合を入れないと聴き込めない、パワフルなアルバム。
さて、どうしたものかと。感想を書くのに、どう聴こうかと考えた。

以前、V6のアルバム「READY?」の聴き方として、イヤホンのプラグ抜きの話を書いた。
その時に、“プラグ半抜きは常識”という吐き捨てるような一言コメントをもらったのだが。
一瞬気分は悪かったが、世の中にそういうことを常識とする人がいることは驚きだった。
自分はあながち非常識なことをしている訳じゃないのだという、安心感もちょっとあった。

イヤホンのプラグを少しずつ抜いていくと、メインボーカルが消える時がある。
その半差し半抜き状態で、曲を鑑賞するというものである。

これをやると、何が分かるかと言うと、音の厚みが顕著に分かる。
薄っぺらく二次元製作されているのか、重厚な三次元製作をされているのか。
もちろん、これをやると、メインボーカルは全て遠い彼方に微かに聴こえる程度になる。

ちょっと試しに、今回話題にするアルバムを、プラグ半抜きにして聴いてみた。

 おぉーーーー!!!!!! 何と、素晴らしいぃーーー!!!!!!

いや、決して、ヴォーカルがうるさいとか言う訳ではなく。
この方が絶対的に、楽曲やアレンジの鑑賞が出来そうな気がする。

と言うことで、今回、メインヴォーカル抜き(?!)の感想でお届け致します。
それはあまりにもヴォーカリストに失礼だろうと思う方は、ここでストップ。
他G担の他愛もない感想ですので、ファンの方はスルーをお願いします。



彼の歌声は声量と張りがあって、それなりに美しい。
ちっさい“ッ”がオマケで付く言葉遣いも、結構好きなとこ。
ただ、色が無い。もしくは、単色に近い歌声の持ち主である。
それは、長所でも短所でもなく、自信に満ち溢れた彼自身。
インパクトは、確かにある。。。

プラグ半抜きだと、曲はカラオケ状態になるかと言えば、そうじゃない。
ボーカルに重ねるコーラスで、女性コーラスだけでなく、本人が歌うハモリパートが鑑賞出来る。
パーカッションや微妙な楽器使いもハッキリ分かるし、リズム使いも良く分かって、とても楽しい。

自担がハモリパートが多いせいか、ハモリだけを聴くことに、すごくキュンとする。

つまり、このアルバム、かなり三次元構成されている。
プラグ半抜きで俄然テンションが上がり、ワクワクする自分がいる。

素晴らしいかも、このアルバム。
同じJEですよね。NEWSのアルバムも、これ位作り込んでくれるといいな。


「Beat Per Minute」

・Bad Desire
・Bad Desire-remix-

1曲目から、ズシーンと重たい曲調をもってくる。
心乱されるというか癒されないというか、ちょっと身構えてしまう。
“俺に付いて来れる者だけ付いて来い!”的な絶対的自信が窺える。
そのカリスマ性が、多くのファンを惹き付けて止まないんだろうなぁ。

どうしても、10曲目と同じ曲だという認識が持てない。
どちらかというと、remixバージョンの方が、好みかな。

・IN&OUT

この曲を含む11曲中8曲に、女性コーラスが入ってる。
きっと、彼のサウンドの非常に重要な要素なのだろう。
私は、本人の声を幾重にも重ねる方が好きなんだけど。
彼の創り出すメロディーは、マイナーコードが多い。
心かき乱されるような、興奮を掻き立てる何かがある。

・妖~あやかし~

キーボード使いが多い中、珍しいギター音が心地よい。
シングル曲でTVでも見ているし、昨年のソロコンでも歌っている。
でも、あまり印象がないんだけど・・・。あ、DVDで見ようっと。

・暁

SHOCKのジャパネスクか?夜の海とどう違うんだ?的な邦楽的アレンジ。
元々、彼の作るメロディーは音にコンスタントに乗っかる歌謡曲っぽい楽曲。
だから、こういうアレンジは、彼の作る楽曲の良さを大いに引き立てる。
彼のライフワークでもある舞台を彷彿とさせるアレンジは、別に悪いことではない。
SHOCKの世界をコンサートで垣間見れるなんて、贅沢なことではないか。
これはどんなパフォーマンスで魅せてくれるのか、一番楽しみな曲である。

・Slave of love

決して決して、彼に対してではなく、私は事務所に言いたい。
毎度毎度言っているけど、同じ事務所で、同じタイトルの曲を出すな!
全グループの楽曲を隅々まで熟知した、コーディネーターを一人でも置け!
これは、先にリリースしたアーティストとそのファンに対して失礼だと思う。
彼は歌詞は書いていないから、歌詞を選抜する段階で配慮があって然るべき。

つまりこれ、翼さんのソロ曲と、全く同じタイトルの曲なのだ。
M.A.D.ファンとして非常に思い出深い曲なので、気が収まらない。

今までにも何度もある。“rainbow”などという単語は、致し方ないと思う。
百歩譲って、百歩譲ってだ、ラブソングで“be with you”は仕方ないとする。
でも、どう考えたって、スレイブ・オブ・ラブなどという言葉が、そこらへんにゴロゴロ転がっているとは思えない。

あ、でも、大文字のところ小文字にしてますけどー・・・ってか?
そういう問題じゃないだろ。それはつまり、多少の配慮はしてるってか?
私だけなのかな・・・こういうことにこだわるのは。。。
(興奮してすみません。多分、自分がされた時に、気持ちが分かるよ)

いやいや、そういう感情を、曲を鑑賞するにあたり持ち込んではいけない。
とは思うものの、人間そう簡単には割り切れるものでもなく・・・。
他の曲もそうだけど、彼はサビの作り込み方が非常に上手いと思う。

・absolute love

例えばこの曲は、洋風アレンジだけど、これを和風にしようと思えば出来る。
彼の作る曲調には、凛とした日本男児の血が脈々と流れているようにも思う。
若いのに(←?)結構古風なモチーフをお持ちだなぁと、思う。結構、好き。
この曲、ツーコーラスめから、レコードを回す時の雑音を入れてきてる。
こういうところ、凝ってるなぁ。すごいなぁ。好きだなぁ。

・VANISH

宇宙空間的イントロがステキ。
この曲の冒頭で、王子がどう登場するのか、とても楽しみ。
この曲のコーラスは自身の声のみ。つまり自分との掛け合いになってる。
ぜひとも、プラグ抜きで味わって下され。

・Bounce up

この曲は、珍しくブラスを使ってるので、他の曲と雰囲気を異にする。
こうやって聴くと、アレンジはバラエティーに富んでいるんだなぁと思う。
コーラスは自身でやっているが、女性のフェイクとの掛け合いになっている。
ちょっと一昔前の洋楽的雰囲気を持つ、スウィング風なサウンドがいい。

・Love Shines

アルバムの中で、一番ヘビロテしている曲。
まず、ヒーリングミュージックのようなイントロが大好き!
このまま歌が入らなくていい、癒されていたいという感覚に陥る。
そして、普通はスローテンポの歌から入れば、サビくらいで元のテンポになる。
ところが、この曲はいつまでたってもスローのまま、つまりワンコーラスがスローなのだ。
こういう構成の曲は、多分、ちょっと珍しいというか、すごいなと思う。
アップテンポへの盛り上げ感がまた、ワクワクさせるじゃあないか。

私が好むアレンジがこの曲だけということは、他の曲のアレンジとは異質なのである。
また、この曲の彼自身によるハモリが非常に美しい。コーラスは自分でやるに限る。

Aメロ→Bメロ→サビ→(ここまですべてスローテンポ)
Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Bメロ→サビ(後半アップテンポ)

ラストはBメロではなく、Cメロで展開すれば、もっと盛り上げただろうけど。
全体的にアレンジに助けれられていて、全然違和感を感じないのが不思議だ。

多分、彼のちょっと重めの格調高い雰囲気を好む人には、この曲のアレンジは軽いかも知れない。
私は、こういう曲の方が、例えば彼の舞台音楽から遠くかけ離れているから、逆に面白い。

とにかく、イチオシ。映像で見なくて、このままで十分満足!素晴らしい!

・SOLITARY

アルバムの中で唯一、彼の作った曲ではないもの。
今年のEndless SHOCKにて初披露された、劇中のナンバー。
素晴らしい曲ですから、ここで収録してくれるのはファンは嬉しいでしょう。
わたくし、初回盤しか買っていないので、映像を見られないのが残念です。


と言うことで、来月のコンサートまで、特に情報入れません。
ダンサーの真ん中に凛と立つ王子のパフォーマンスを、楽しみにしております。

 お・し・ま・い。。。

(ファンの方、戯言大変失礼しました。軽く流して頂きたくお願い致します)