『陰日向に咲く』舞台挨拶☆2回目レポ

大切な人と手をつないで観てほしい。。。

突然決まった、V6の岡田准一くんの『陰日向に咲く』舞台挨拶に行って来た。

あぁ。。。舞台挨拶なんて、久しぶり。
気付けば、「ハッピーフィート」以来行ってない。
特にその間、行きたいと思った舞台挨拶もなく。
これはね、久々に前から“舞台挨拶行きたいっ!”と思った映画だった。
あ、もちろん、岡ちゃんがいてこそ、行きたい気持ちがある訳ですが。
初日の舞台挨拶も頑張ったんだけど、取れずに諦めて。
今回急遽決定した舞台挨拶は、ネットでは取れなくて探しに探して。
何とか舞台挨拶当日の朝に、譲って頂けることになった。

いやぁ・・・“辛抱強く追いかけた犬だけが、餌にありつける”を実感した朝でした(笑)
これ・・・“執念深く”だったっけ?、と思って見直したら、“辛抱強く”だったのね(笑)
同じようにしつこくって意味だけど、後者の方がはるかに正当性のある印象で。
言葉ってちょっとした違いで、随分とほのめかすニュアンスや持たれる印象が違うなぁと思った。
まぁ・・・人間諦めが肝心って言うけれど、最後の最後まで諦めないことも肝心かと。

大ヒット御礼の舞台挨拶ってことだから、映画はヒットしているんでしょうね。
興行収入とかで判断しているのかな。
『親指さがし』の時は、単館ロードショーから始まって、あれよあれよと言う間に、代表的なシネコンでの上映に拡大して行ったから、ヒットの実感があったけど。
最初からこれだけプロモーションしてくれてのヒットと言われても、あまり実感ないかな。

舞台挨拶は、登壇する出演者の人数が多いほど、限られた時間内で一人が話す時間は少ない。
だから、今回の舞台挨拶は、岡田くんファンにとってはめちゃめちゃおいしい。
当初の告知では、岡田くんしか発表されていなかったけれど、サプライズで宮﨑あおいさんも登壇することに。
最初は、一人の方がたくさん話してくれるから良いのにと思ったけれど、実際は掛け合いが面白いってことが分かった。

私が参加したのは、2回目の舞台挨拶。
1回目はマスコミ取材が入っていたようで、参加者は黄色い花を一輪、皆さん持って出てきていました。
お花はちょっと羨ましかったし、ズームインする岡ちゃんが見られなくて残念だったけど、でもね、2回目もそれはそれで良かったかなって。
マスコミ向けってどうしても、広く浅くな話題になりだちだし、ある程度カメラを意識する。
その点2回目は、どうでも良いような話題を肩の力を抜いて話す、そんなちょっと素で可愛い岡ちゃんが見れたんじゃないかなって思った。
それに最近は、取材が入った回はウェブで詳細なレポがUPされるから、ここで書く必要もないしね。
そういう意味でも、この回に参加出来て良かったなって思う。

映画は、1回目を観た時とは別な意味で泣けた。
張られていた伏線に気付いて感動したり、疑問に思っていたことが解けて感動したり。
1回目、何となくいいんじゃない、程度だった感想は、2回目に、うわぁ~よく出来ているなぁという思いに変わった。
感想等は、後ほど。。。


前置きが長くなりましたけど、舞台挨拶のレポでございます。
メモと記憶頼りなので、言い回しは多少違いますが、雰囲気だけでも。

いつのもパーソナリティーの方の紹介で、岡田くん、あおいちゃんの順に登場。
岡田くんは、真っ白なシャツに黒いジャケット、ちょっと一見不似合いなクラッシュジーンズ。
髪は映画よりはずっと伸びていて、最近のTV番宣の頃と変わらずカッコイイ。
あおいちゃんは、目の覚めるような黄色いスカートをはいていて可愛かった。
黄色はこの映画のアクセントカラーだもんね。

☆初めの挨拶

岡田「皆さん今日は来て頂いて有難うございます。これから観られる訳ですが、もう観たという方はいらっしゃいますか?・・・2回目という方?・・・3回目?・・・5回目?・・・」
2回目という人も結構いましたが、5回目という人も数名いたような。
それを見て、スゴイですね~と感心しきり。
岡田「これだけ観て頂いているということは、この映画に何かを感じて観て頂いていると思っています。これは、人のつながりを描いた映画なので、こうやって観て頂くのも何かのつながりだと思うので、感謝しています」
宮﨑「こんにちは。映画が公開されてから舞台挨拶をするというのは初めてで、なかなか公開されたら関わる仕事はないので、こうしてたくさん観て頂く中で舞台挨拶出来ることは幸せです。今日はいい一日になりますように、楽しんでいって下さい」

☆この映画の人を惹きつける理由は?

岡田「理由ですか?そうですね~・・・。なんですかね~・・・」
ここで、司会者は岡田くんに話を振っているにも関わらず、あおいちゃんが助け船を。
宮﨑「いろんな役者さんが出ているってことも楽しいですよね」
岡田「そうですね~」(と、話に乗っかる岡ちゃんが可愛い♪)
そんなちゃっかりな岡田くんに、会場大爆笑。
岡田「いろんな世代の人が、9つの話があるから、年代だったり歳だったりで、共感する人が変わってくると思うので、たくさんの方に共感しやすい映画だと思います」

☆印象に残っている共演者は?

岡田「宮﨑さん!」(と、即答!)

☆宮﨑さんを、撮影現場でどんな女優さんだと思ったか?

岡田「真面目に言うと、芯のある、しっかりした生き方される方です。撮影現場では、すごいパワーです。本当に強いですよ。たまに、カムフラージュするんです。本を読んでいるふりとかするんです。一週間経っても同じページだったりするので、読んでないと僕は思っているんですけど」
宮﨑「最初空き時間にゲームをやっていたんですが、それも飽きたので、本でも読もうかと。なかなかページが進まないのを、カムフラージュしているって言われて」
岡田「さっきもカムフラージュされました。ドラマ見ましたよって言われました。でも、全然見ていないんですよ(笑)」
宮﨑「病院のやつですよ。男の人が銃を持って、岡田くんが・・・SPですよね?」
岡田「そうです、そうです(苦笑い)その時点で、全然見てないでしょ。僕に気を遣って、見ましたよって」
宮﨑「違います。ちゃんと拝見してます」
岡田「本当に芯のある女優さんで、またお会い出来たらと思える女優さんです」

☆宮﨑さんから見た、撮影現場の岡田くんの印象は?

宮﨑「誰に対しても変わらない人で、会う前から皆に“岡田くんはいい人だ”と言われていて、会ってみてその理由が分かりました。親切ですし、ジェントルマンです」
岡田「カムフラージュですね」
(ちょっと照れたような、でも、本当なの?みたいな疑問を返すような、緩く笑う岡田くんがすんごく良かったな。何か、あおいちゃんといい役者関係なんだなぁって思えて)

☆岡田くんがジェントルマンだと思えたエピソードは?

宮﨑「すごく女性を大切にしてくれますね。お先にどうぞだったり。何でも大事にしてくれて」
(会場から、“えー?!という声が聞こえたのか・・・。私にはイマイチ聞こえなかったけど)
岡田「えー?じゃないですよ、すごくジェントルマンですよ。英国紳士目指してますから」
(ちょっとムキになって、声を大にする岡ちゃん、あれは・・・素なのか、それとも演技だったりするのかな。何か普段こういう彼を見ることが少ないから、すご~く新鮮かも)

☆岡田くんが、撮影現場でしていたことは?

岡田「今回は、何もしていなかったですね。すっきりしない役だから、ブラブラ歩いてました。他の役者さんと、あまり会わなかったです。お会いする役者さんが少しずつ変わっていくので」
(オムニバスっぽい話だから、大勢で絡むことがなかったんだろうね)

☆2度目、3度目観るときの味わいポイントは?

岡田「ここをこうして観ると?そうですね~・・・。台風は本物の台風だったりするし。何だろう・・・」
(ここで、またまたあおいちゃんが助け船!)
宮﨑「1回目は関係性が分からないですよね。それを分かってみると、意外な共通点に気付いたり」
岡田「そうですね~。今日は乗っかっていこうかなと」

☆最後の挨拶

宮﨑「映画に関わった方やキャストの私達も、たくさんの方に観て頂けて幸せに思っています。感謝を伝えたいと思ってここに来ました。有難うございました」
岡田「映画に足を運んで下さるということは、特別な労力を使って頂いているということで、皆さんに楽しんで頂くために死ぬ気で作って行かなければならないと思いました。現場でもそういう気持ちで取り組んだ作品です。皆さんの心に残ったり、少しでも引っかかるものがあれば。もう一度来る機会があれば、ぜひ大切な人と手をつないで観に来てください。お願いします」


フランクに、リラックスして、しっかり者のあおいちゃんに寄りかかる可愛い岡田くん。
きっと、マスコミが入るところでは、返答に困るような突発的な質問もないだろうに。
言いよどんで、苦笑いしながら、でも、突っ込みたいところは突っ込んで。
結構自由な岡田くんが見れたかなぁって、思って嬉しかった。

岡田くん、あおいちゃん、舞台挨拶お疲れ様でした。。。



さて、2回目は、舞台挨拶後の映画上映。
気になったところだけ、書きます。

まずね、冒頭のあたり。
この映画のアクセントカラーは黄色で、映像で黄色使いを見つけるのも面白いだろうねと、以前に書いた。
初めに映し出されるのは、黄色い花。そして、街中へ映像が移動していくと、リュウタロウのネクタイの色(黄色いネクタイも珍しいよね)、そして、バス会社の制服と、冒頭のあたりでかなり責めてくる。
その他は、傘だったり、バッグだったり。

感動したのは、何故シンヤがジュピターに電話をかけることになったのか。
適当にダイヤルしたら、または間違えたからかかったのかと。でも、違った。
シンヤが3度目に電話をかける前に、モーゼが電話ボックスに入っていく。
そして、シンヤは、それを知らずにリダイアルを押して、ジュピターと話すことになる。
そこで、モーゼがジュピターに電話をかけていたということに気付く。
モーゼとジュピターはずっとつながっていたのか、電話をかけても話す勇気がなくて切ってしまう関係なのか、それは分からないけれど。
冒頭でジュピターのアパートの窓を眺めるモーゼは、何を思うのか。

ゆうすけにしても、冒頭で一人みゃーこの映像を街頭で眺める時、そこには過去の初恋へ思いを馳せる彼がいる。
それから、桃缶を眺めながら、母に思いを馳せるシンヤがいる。
2回観ると、より演技の深みが感じられて、1回目よりも素晴らしいと思った。

私ね、シンヤが最初にパチンコ屋さんへ入っていく寸前に、陶酔したような薄笑いを浮かべるところが、すごく好きです。
分かります?あの感覚。あ、別に私が分かるって訳じゃないですけどね。
やめようと思っていること、やめると誓ったことに自身の意志が負けるときって、一種の麻薬のような陶酔感があると思うんです。
だから、“○○中毒”とか言う言葉がある訳で。
それを、表現してるあたりが、すごいなぁって、役者だなぁって、ただのイケメン俳優じゃないよな~って思うんです。
全体を通して、情けない役柄にしては、目が輝き過ぎている気もしますが、生来の目力だから仕方ないか。

一度目に理解出来なかった自分も未熟なんだけど・・・。
ジュピターさんが健一へ宛てた手紙。。。
自分と健一の出来事を、これからも電話で聞かせてくれとあって。
2歳で健一と別れたんだよね。でも、その後どんな風に育ったか聞きたいんだよね。
それは、里親のところでどんな風に育ったか聞きたいのかと思ったけど、でも、私はいい母親だったかと、どんな風に私達が暮らしてきたかと問う。
ちょっとボケて忘れっぽいから?などと、腑に落ちなく思っていましたが。
2回目に観た時、それは、ジュピターさんが健一に成りすましている若者の嘘を知っていて、シンヤ宛に書いている手紙だと気付いて、もう、涙ボロボロ。
そりゃ、シンヤは泣くわ。シンヤじゃなくても泣けるもん。
気付くの遅すぎだし(笑)


大切なシーンで、音声を遮断して無音にして、スローモーションやソフトフォーカスにする。
それから、緩やかにインストゥルメンタルを流して、場面を流していく。
音使いも、映像使いも、私は好きだなと思った。

最低2回は観に行かないと、この映画の良さは分かりません。
ぜひ、あなたも大切な人と手をつないで、もう一度観に行ってください。。。